人間が経験しうる痛み1位「尿路結石」について。
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は題名のとおり尿路結石についてまとめていきたいと思います。
人間が生きているうちに経験しうる痛みでダントツで1位と言われる尿路結石。昔から、「七転八倒の苦しみ」とか「想像できない痛み」と表現されるほどです。突然の激痛に、あわてて救急車を呼ぶことも少なくありません。なりたくないですよねぇ。
詳しく知っていきましょう。
目次
尿路結石とは?
腎臓などにできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのかたまりのことです。腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道(尿路)にできるため、総称して「尿路結石」ともいいます。
結石は、腎臓にあるあいだはほとんど痛みはありません。ところが結石が腎臓から細い尿管へ移動すると(尿管結石)、突然激痛を発するようになります。
尿路結石の原因とは?
結石は従来、中年以降の男性に多くみられました。ところが最近は若年化が進み、女性にも増えています。その背景には食生活の洋風化、とくに肉類など動物性タンパク質の摂取量の増加が指摘されています。
動物性タンパク質の摂取が、どのように結石と関係しているのか…代表的なシュウ酸カルシウム結石を例にして説明しましょう。
私たちが肉類などを多く食べると、シュウ酸や尿酸などの物質が体内に増えます。このうちのシュウ酸には、カルシウムと結合しやすい性質があります。シュウ酸は腸のなかでカルシウムと結びつくと、便と一緒にからだの外に排泄されます。
ところがシュウ酸の量が多いと、あまった分は尿のなかに出てきます。尿のなかでシュウ酸がカルシウムと結合すると、石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり、腎臓に障害を及ぼしたり、尿管を詰まらせることになるのです。
こうした結石の仕組みからわかるように、肉類などの動物性タンパク質を多くとると、体内にシュウ酸などが増え、それだけ結石のリスクを高めることになります。
また、多くの結石にカルシウムが関係していることから、従来はカルシウムのとりすぎが原因のひとつとされました。しかしその後の研究などから、むしろカルシウムを積極的にとることが必要だとされています。それは腸内でシュウ酸と結びつくカルシウムを増やすことで、便として排泄しやすくするためです。
日本人の食生活では、一般に動物性タンパク質の摂取量が増えているのに対し、カルシウムは必要とされる摂取量に足りていません。このことが結石を増やす大きな要因となっています。
尿路結石になりやすい生活習慣
・肥満傾向
・運動不足
・総タンパク質・動物性タンパク質・脂肪の摂取過多
・カルシウムや牛乳摂取頻度の低下
・野菜・海藻類の摂取頻度低下
・甘味飲料・清涼飲料水の摂取頻度が高い
・夕食中心の食生活(特に動物性タンパク質の摂取)
・夕食から就寝までの時間が短い
尿路結石にならないために
1日2リットルを目標に水分補給
尿路結石を予防するために大事なことのひとつは、水分をたくさんとって、おしっこの量を増やすことです。おしっこの量が多いほど尿が薄くなるため、結石をつくる物質も溶けやすくなり、おしっこと一緒に排泄されやすいからです。普通、1日の尿量は1.2リットルほどですが、尿路結石の予防には、尿量2リットルが理想的です。食事以外で水分を2リットル以上とるようにしましょう。お茶類でとる場合には、シュウ酸の多い玉露や紅茶は避け、番茶や麦茶、ほうじ茶といったシュウ酸の少ないものにしましょう。ウーロン茶にもシュウ酸を多く含む種類のものがあるので、大量に飲むのは避けたほうが無難です
。
カルシウム結石であっても、カルシウムは積極的に摂取
尿路結石の約9割はカルシウムを含む結石なので、カルシウムの摂取は控えたほうがよいと思われがち。しかし、実際はその反対です。カルシウムをとると、腸の中でシュウ酸と結合し、便と一緒にシュウ酸を体外に出す働きをするので、結石予防に役立つのです。カルシウムは、乳製品、大豆製品、海藻類、小魚などのほか、春菊や小松菜やなどの野菜にもたくさん含まれていますので、1日600mg以上を目安に、いろいろな食品からとるようにしましょう。
シュウ酸を多く含む食品を摂り過ぎない
シュウ酸を多く含む食品には、ホウレンソウ、タケノコ、チョコレート、ココア、紅茶などがあります。これらをとりすぎると結石ができやすくなるので、とりすぎに注意しましょう。ホウレン草はゆでておひたしにすると、シュウ酸を半分程度に減らせます。
シュウ酸の多い食品はカルシウムと一緒に摂取
シュウ酸を多く含む食品は、カルシウムと一緒にとるようにしましょう。カルシウムはシュウ酸が腸から吸収されるのを妨げ、尿中へのシュウ酸排泄量増加を防ぐ働きをします。以下のような組み合わせを参考に。
●ホウレンソウにカツオ節やちりめんジャコをかける
●タケノコはワカメと一緒に煮物に
●チョコレートはミルク入りを選ぶか、牛乳と一緒に食べる
●ココアや紅茶はミルク入りで
最後に
少し古いですが
「2005年の全国集計では人口10万人あたりの年間罹患率(1年間に尿路結石になる人数)は男性192人、女性79.3人とここ40年で3倍に増加し特にここ10年の増加率が著しく、また、生涯罹患率(一生の内一度は尿路結石になる人数)は男性15.1%,女性6.8%であり、稀な疾患ではありません。」
とあります。
尿路結石になったらこうなりますよと分かり易い動画がYouTubeにあがっていましたので、気になる方は是非見てみて下さい。
↓
今日は以上。
夏のむくみに要注意!?病気のサインかもしれませんよ
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は夏場の足のむくみについて書いていきたいと思います。
理由は、昨日家に帰ったら嫁の足がむくんでいて困った顔をしていたからです。w
それではいきましょう。
目次
むくみ(水滞)とは
体の約60〜70%を占めるといわれる「水分」です。
血液中では血漿(けっしょう、血液の液体部分)の約9割が水と言われており、栄養物を全身に巡らせ、体温調節を行うなど、生命活動には必要不可欠なものです。
しかし、この水の巡りが滞りカラダに溜め込んでしまうと一変、不調を引き起こす原因となってしまうことがあります。こうした状態のことを漢方では「水滞」と言います。「水滞」とは読んで字のごとく、水分代謝が悪く、水の排出が停滞している状態のことです。
漢方からみると「水滞」の方の特徴は、血虚(血が足りない)でカラダに栄養がまわらず、本来血で満たせるところに水が入って溜め込み、冷え込むタイプの人です。そういう人はやや受け身で心配性と言われています。体質が、その人の性格にも影響しているというのは、とても興味深いですね。
むくみの症状が出やすい人
・お風呂は入浴よりシャワーで済ませる事が多い。
↓
夏こそしっかり入浴すべき!?シャワーだけはNGですよ。 - Nara BLOG
・運動をする機会が少ない。
・塩分が多く、味付けの濃い食べ物が好き。
・仕事などで立ちっぱなし、または座りっぱなし。
・冷えた飲み物をよく飲む。
・冷房がきいた部屋で過ごす事が多い。
上記のような生活は体や胃腸を冷やし、血流や水分代謝を滞らせる原因になります。
その上、暑くて水分摂取量が増えるので、「とる」「出す」のバランスが崩れがち。水分がたまりやすくなります。
また塩分過多になると、体が血液中の塩分濃度を薄めようと水分をため込むため、塩分が多く味付けの濃い料理にも注意が必要。むくみ予防だけでなく、健康のためにも薄味を心がけましょう。
予防、対策
水はけの良い体へ
◯水分は、できるだけ常温で
冷たい物をとる時は、先に温かい物をとっておくと胃腸に優しく冷え過ぎを避けられます。
◯足首、手首、首回りを冷やさない
3首とも呼ばれるこの3カ所は、皮膚のすぐ下に太い血管が通っている部位。ここが冷えると血液も冷えた状態で全身に回ってしまうので、靴下や長袖の羽織物、スカーフなどでカバーしましょう。
◯発汗で水分代謝をアップ
普段の入浴や食事にひと工夫加えるだけで、効率よく水分を排出できます。
その他、巡りのよい体になるためにはウォーキングなどの運動で発汗を促したり、足腰の筋肉を鍛え、維持することが大切です。下半身に筋肉がつくと、血流や水分代謝が活発になり、むくみにくい体に。ぜひ習慣にしましょう。
根菜類で体を冷やさない
クーラーで体の芯まで冷えてしまわぬ様、にんにく、生姜、ねぎは体を温めたり、発汗を促したりするのに効果的な食材です。冷たい料理には薬味たっぷりで体を冷やさない工夫を。薬味やスパイスは、塩分控えめでも味が引き締まって、美味しくいただけます。
体を温めるには血流促進効果があるシナモンや生姜を飲み物に入れるのも◎。
眠る時は通気性のよい格好を
就寝中にかく汗は一般的にコップ約1杯分(約200ml)といわれています。汗が蒸発して水分の巡りがよくなるよう、直接肌に触れる下着や衣類は通気性がよい綿やシルク、麻などの天然素材がおすすめ。あせも予防にも役立ちます。
最後に
「むくみぐらい」と思わず早めの対策をしっかりしていきましょう。
この記事を読んだみなさんが健康で快適な夏を過ごせる様に願っています!
今日は以上。
なったら最後!?知覚過敏に要注意!!
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日はあまり聞きなれない方も多いと思いますが、「知覚過敏」について書いていきたいと思います。
知覚過敏なんて老人のなる病気でしょ?なんて思っている方多いみたいですが、あるインターネット調査では「はじめて知覚過敏の症状を感じた年齢平均22歳」という結果が出ています。
ちなみに現在30歳のわたしも1年前から治療中です。
いつも言っていますが、なってしまってからでは遅いですので、この記事を読んでしっかり予防してみて下さい!
目次
歯の構造
歯はエナメル質、象牙質、セメント質の硬い組織(硬組織)からできています。歯が口の中に露出している部分を歯冠、歯冠より下の部分を歯根といいます。
・エナメル質
歯冠部の表面を被っている人間の身体組織の中で最も硬い組織です。ものの硬さを1~10段階に分けたモース硬度という指標でみると、水晶(モース硬度7)と同じくらいの硬さがあります。でも、酸に簡単に溶けてしまうという弱点があります。
・象牙質
エナメル質、セメント質の内側にあり、歯冠部から歯根部までの歯を形づくる組織です。モース硬度は5~6でエナメル質よりも柔らかく、酸に溶けやすい組織です。象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、管の中は組織液で満たされています。
・セメント質
歯根部表面を被っている組織で、歯根膜によって歯槽骨と結合しています。モース硬度は4~5で人間の骨と同程度の硬さです。
・歯髄
一般に神経と呼ばれる組織で、神経線維のほかに血管やリンパ管などが通っています。
象牙質に栄養を補給しています。
知覚過敏とは?
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
知覚過敏の原因
歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。つまり象牙質は痛みを感じる部分です。
通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありませんが、極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が内部の象牙質に伝わって、歯が痛みを感じることもあります。しかし、様々な理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。
象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。このような場合には知覚過敏は起きません。したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるということではありません。
知覚過敏の予防法
セルフケア(自分自身で行う予防)
歯をみがくときには、以下の4つに気をつけましょう。
1.力を入れすぎないようにしましょう
2.歯ブラシを大きく動かさないようにしましょう
3.歯肉退縮が起きている場合、歯の根元付近のプラークをていねいに取り除きましょう
4.知覚過敏予防歯みがき剤を使いましょう
知覚過過敏予防歯みがき剤に入っている薬用成分が、露出した象牙細管の入口をふさぎ知覚過敏を予防したり、症状を和らげます。
プロケア(歯科医院で行う予防・処置)
症状が続くようであれば、早めに歯科医院に相談し、適切な処置と指導を受けましょう。
歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。
フッ化物塗布をすることで、象牙質の再石灰化を促進して象牙細管の開口部の狭窄・封鎖を促進する。
象牙質の表面にコーティング剤を塗布したり、レジン充填を行うことで刺激を遮断する。
原因となるかみ合わせを調整する。
知覚過敏予防の為の適切な食事
正しいお口のケアとは別に、知覚過敏を防ぐには、栄養バランスの良い食事を摂ることを考えましょう。
私たちの食習慣のうちの一部は、エナメル質に直接ダメージを与えてしています。それには低酸性の飲食物を摂りすぎることが、大きく関わっています。 食物中の酸性pHは、摂取してすぐにエナメル質を弱くします。そのため、低酸性の飲食物を摂ったときは、歯磨きの前に少なくとも1時間は間をあけましょう。
そして歯磨きの代わりにマウスウォッシュを使いましょう。マウスウォッシュは歯に残った食べ物や非常に甘い飲み物に含まれる糖分を取り除くのに役立ちます。
正しい順序で食べることによって、甘いお菓子のダメージを軽減することができます!最初にエナメル質を壊すものを食べ、それからカルシウムやフッ化物に富んだものを食べるのです。とりわけ、牛乳や乳製品、魚、玉子、それにカカオも良いです!
最後に
実際自分も1年前ぐらいから毎月歯医者に通っていますが、一向に良くなる兆しが見えません。w
いやある程度は治っているんですけど、やっぱり痛い時が月に1.2回はあります。
歯医者に行く手間とお金が単純に勿体無いですので、みなさんなる前に予防をしっかりして下さいね。
今日は以上。
黒酢ダイエットを成功させる鍵は「タイミング」にあり!!
どーもこんにちは、奈良岡です。
昨日書いた
いい事いろいろ!?黒酢に期待される効能・効果 - Nara BLOG
が結構読んでもらえたみたいなので、今日は少し深掘りしていこうと思います。
どんな黒酢を選べばいい?
近頃、ダイエット効果が期待できると話題のお酢ドリンク。
お酢は昔から健康に良いと言われてきましたが、とくに最近では美容やダイエット面での効果に注目が集まっています。
ただ、いくらお酢が美容やダイエットに効果的とわかっていても、お酢は酸味が強いので、単体である程度の量を摂取するのは至難の業です。
そこでうまく活用したいのが、飲みやすくて毎日続けられる「お酢ドリンク」。
また、お酢ドリンクのベースとなったお酢の種類や、ブレンドされているハチミツや果実によっては、さまざまな健康効果が期待できます。
毎日の生活に無理なくお酢を取り入れるには、お酢ドリンクを活用するのが一番!
そもそもどれぐらい飲めばいいの?
黒酢の一日の摂取量目安は15~30ccで充分と言われています。
ただし原液のまま飲むと胃への刺激が強すぎるので、水や炭酸で割ったりお料理の調味料として使うことをおすすめします。
わたしの会社でも扱っていますが、最近では10倍希釈ぐらいでジュースみたいに飲みやすいものが主流だと思います。甘さの割に糖質やカロリーもかなり低いものが多いので、みなさんお好みの味のものを是非試してみてはどうでしょうか。
黒酢を摂取するタイミング
ダイエット目的で飲まれる方は、朝がおススメです。
朝にお酢をとることで、代謝を上げて痩せやすい体作りに役立ったり、エネルギーを効率的につくる働きが期待できます。
ただし、朝起きてすぐの空腹状態で飲むのは、上にも書いたとおり、お酢の酸で胃をいためてしまうのでNG。朝食と一緒、もしくは食後に摂るのが賢明です。
不眠でお悩みの方は、夜にも飲んでみて下さい。
睡眠障害の原因はさまざまですが、その中のひとつに挙げられるのが夕食後の血糖値の急激な上昇です。
お酢には血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあるので、睡眠の質を高める力が期待できます。夕食の前半に飲むとさらに効果的です。
ただし、お酢を飲んだあとは必ず「歯磨き」をお忘れなく。お酢の酸が歯に長時間付着すると、歯の表面のエナメル質が溶けて薄くなる危険性があります。
まぁ、結局は朝・夕飲んだ方がいいって事ですね。w
黒酢ダイエットって本当にいいの?
健康維持の為の健康食品として間違いなく優秀な黒酢ですが特に気になるのは、
黒酢を飲むことで得られるとされているダイエット効果。
黒酢を飲むだけで痩せられる、と謳っている黒酢商品などがありますが、
実はこれは誤った考え方です。
では+αでなにをしていけばいいのでしょうか?
黒酢に含まれるクエン酸とアミノ酸には、脂肪燃焼効果があるとされています。
この脂肪燃焼効果をさらに高める方法として、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動には
・ジョギング
・ウォーキング
・水泳
などがあり、黒酢を摂取後30~40分後にこれらを行うと良いとされています。
黒酢を飲むだけでも脂肪燃焼効果は得られますが、それだけでは日々摂取するカロリーを上回ることはできません。
運動も行い、脂肪燃焼効果を効率よく上げることが、黒酢ダイエットのポイントです。
有酸素運動がもたらす健康効果まとめ。ウォーキング・ジョギング - Nara BLOG
こちらも一緒にどうぞ。
最後に
今年も暑い夏がやってきますねぇ。
露出が多い時期になりますので、夏本番を迎える前にしっかり「黒酢」でダイエット成功させて下さいね。
今回はダイエットにコミットして書きましたが、そのほかにも熱中症や脳梗塞の予防にもよいですので、是非試してみて下さい!!
今日は以上。
いい事いろいろ!?黒酢に期待される効能・効果
みなさんこんにちは、奈良岡です。
まだ5月中旬なのに…アズい…。まだまだ続くといわれている温暖化、みなさんしっかり対策していますか?今までは大丈夫でも、これからはやばいかも…?
なにから試してみたらいいかわからないと言う人は、まず「黒酢」から試してみては?
黒酢とは
黒酢は米酢の一種で、鹿児島県の福山町で200年前から引き継がれてきた、アマンの壺で自然発酵させる独自の方法で生産されています。
黒酢は事前発酵と長期熟成により、他の食酢と比べてミネラルは約2倍、アミノ酸はなんと2〜10倍も多いとされています。さらに必須アミノ酸が多く含まれているのが特徴です。
さらに黒酢には、これらの有機酸・アミノ酸・ビタミン・ミネラル・ペプチドなどの各種成分が相互に助け合って様々な働きを現わすものと考えられています。またクエン酸・リンゴ酢などの有機酸がほどよく含まれて、旨味が加わっていることから、酢の酸味が和らげられ、一般米酢ほどには酸っぱくはありません。しかし、それでもかなり酸味が強いので、薄めて健康酢飲料として使用されたり、エキス化して商品化されています。
黒酢の主な有効成分
・有機酸(酢酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、グリコン酸)
・水溶性ビタミン(B1.B2.B6.B12.ニコチン酸)
・ミネラル(マグネシウム、カルシウム、鉄など)
・アミノ酸
・ペプチド(アミノ酸が数個つながったもの、一般の食酢の10〜20倍)
黒酢に期待される働き
・体内のエネルギーを効率よく燃焼する。
・体内で疲労物質の発生を減らし、体を疲れにくくする。
・食欲を増して消化をよくする。
・血圧調節作用。
・脂質代謝改善作用。
・動脈硬化を防ぐ。
・肝臓の働きを高める。
・肩凝りや腰痛を改善する。
・赤血球変形能の改善作用。(血液の粘り気を下げてサラサラにする)
・抗アレルギー作用(かゆみの改善)
こんな方にオススメ!
・お酒をよく飲む機会があり生活が不規則
・生活習慣病が気になる
・肥満が気になる
・運動不足で悩んでいる
・ストレスを感じる
・疲れやすくなった
・精神的、肉体的疲労が蓄積している
動脈硬化、高血圧予防に
酢は古来から食生活の中で、広く調味料として利用されており、体験的に食欲を増進したり、体調を良くする食品として伝承されてきていることは周知の事実。
しかし黒酢の場合は一般の酢に比べて長期熟成しているので、単に酢としての効用だけにとどまらず、黒酢の中にアミノ酸、糖質、有機酸、その他のミネラルがバランスよく豊富に含まれていることで多くの有用な作用があるとされています。
黒酢は各方面で研究されていますが、その中のある研究報告によると、この黒酢の使用によって総コレステロールや中性脂肪、血糖値、高血圧がかなり改善されたという結果が発表されています。ここから動脈硬化の予防に期待が持たれています。
動脈硬化は脂質代謝の異常によって発生すると考えられています。具体的にいえば、動脈の中に脂肪が溜まったり、あるいは脂肪酸の過酸化物によって血管が老化し、動脈硬化となるのです。
ラットに酢の濃縮液を1週間飲ませ、コレステロールの変化を調べた動物実験では、善玉コレステロールが増加し、悪玉コレステロールが減ったことが報告されています。
動脈硬化と高血圧は密接な関係にあることから、動脈硬化の発症が防げるということは、高血圧の予防にもつながることが予想されます。
肩凝りや腰痛、筋肉痛の緩和に
肩凝りや腰痛は、どちらも筋肉が疲労し、過度の緊張を長時間強いることが原因で痛みが起こります。
この筋肉疲労は全身の筋肉で起きますが、特に起きやすいのが首や肩と腰です。筋肉が緊張を強いられると血行が悪くなりますが、血行が悪くなると血液が運んでくる酸素が不足して筋肉が酸欠状態になってしまいます。その結果、筋肉の血管内にブドウ糖代謝によってできるピルビン酸が増え過ぎ、一部がアセチルCoAに分解されずに、そのまま水素とくっついて疲労物質の乳酸ができ筋肉疲労を引き起こし原因となります。
肩凝りや腰痛、筋肉痛を改善するには、何よりも乳酸ができるのを防ぐことが大切で、そのためにも乳酸発生の原因となる余分なピルビン酸を増やさないようにすることが必要でしょう。
ピルビン酸を効率よくアセチルCoA→クエン酸へと転換させ、TCA回路の働きを高める、つまりエネルギー代謝をスムーズにするためには、クエン酸や酢酸、リンゴ酸などの有機酸が多く含まれている黒酢を摂取すれば効果が大きいとされています。
これは乳酸の発生を抑え、エネルギー代謝がスムーズになることで、肩凝りや腰痛の緩和に効果が発揮されるためです。ただし肩凝り、腰痛の原因が内臓障害などによる場合は、まずはその原因を改善することが大切です。エネルギー代謝がスムーズになることで肥満の改善にもつながることが予想されます。
疲労回復や夏バテ防止に
黒酢はアミノ酸などの有効成分が豊富なことから、昔から疲労回復や夏バテの防止に効果があると言われています。
食前に黒酢を飲むと、胃の働きを助けたり、胃液の分泌を促したりする働きがあります。胃液の分泌が少ない時、黒酢の主成分の酢酸などが消化吸収に大きな力を発揮します。さらに酢酸の強力な殺菌作用は、胃酸に代わって、食べ物に付着している雑菌を減らします。反対に胃液分泌過多によって胃壁にキズがある場合は、黒酢のアミノ酸が胃粘膜を保護し、患部の治癒に役立つとされています。
また有機酸は体全体の疲労を回復する効果があります。有機酸には、食品から取り入れた糖分等をエネルギーに変える際の燃焼効率を高める働きがあります。
特に夏場は体の新陳代謝が活発になるため、エネルギーもたくさん必要になりますが、エネルギー代謝が活発になると疲労回復である乳酸が大量に発生します。乳酸が筋肉や血液中に増えすぎれば、体がだるくなったり疲れたりします。そこで有機酸の多い黒酢を取れば、乳酸の発生が抑えられることから、疲労回復を早める効果が大きいです。
新陳代謝が激しくなると、汗や尿と一緒にミネラルが体外に排出されて不足しがちになります。ミネラルが不足すると、体温調節や体の代謝そのものが順調にいかなくなるので、夏バテの症状がますます悪化することになります。その点、黒酢にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多く含まれていることから、栄養面からも補給するには絶好の飲み物なのです。
最後に
いかがだったでしょうか?後半ちょっと専門的な内容になってしまいましたが、とにかく体にいいって事は伝わりましたかね?w
値段的にも高価ではないので、老若男女とわず夏場は黒酢一択で決まりですね!!
黒酢ダイエットを成功させる鍵は「タイミング」にあり!! - Nara BLOG
こちらも一緒に読んでみて下さい。
今日は以上。
それその鼻水、風邪じゃないですよ!?春先に急増<副鼻腔炎>
みなさんこんにちは、奈良岡です。
今日は春先に多い副鼻腔炎(蓄膿症)について書いていこうと思います。
なぜなら僕が今副鼻腔炎だからですw
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎とは、副鼻腔の内面をおおっている組織の炎症です。副鼻腔炎には「急性」と「慢性」の2種類あります。蓄膿症とも言いますが、基本的には正式な医学的用語ではなく、古くから使用されている「俗名」です。
急性と慢性の大きな違いは「急性」の状態では主にウイルスや細菌が原因であり、これらが副鼻腔に感染し、炎症を起こすことで、「副鼻腔炎」が起こります。
それに対して「慢性」の状態では、副鼻腔が炎症を起こし、中に溜まった膿が排泄できなくなることで炎症が悪化し、それが原因でさらに膿が溜まるという悪循環に陥った状態を指します。
症状・期間・発症原因
急性副鼻腔炎
<症状>
・鼻水が膿性、頬部痛、発 熱などの急性炎症症状
・加えて、鼻閉、鼻漏、後鼻漏や感冒症状(風邪症状)
<期間>
1ヶ月未満
(1ヶ月以内に症状が消失)
<発症原因>
主な発症要因は、ウイルスや細菌であり、これらが副鼻腔に感染し、炎症反応を起こすことで、様々な症状が出てきます。
急性期のこれらの症状が改善しない場合、副鼻腔に膿が溜まり、その中の炎症物質がさらに炎症を引き起こします。
慢性副鼻腔炎
<症状>
・鼻閉、鼻漏、後鼻漏、咳嗽などの呼吸器症状が3ヶ月以上持続するもの
・頭痛や頭重感などの随伴症状も
<期間>
3ヶ月以上。
<発症原因>
症状が治まらず慢性期に入ると、ウイルスや細菌の感染が主ではなく、この膿が原因になってきます。
膿が排出できず、炎症が悪化し、更に膿溜まる、という負のスパイラルにより症状が慢性化し、慢性副鼻腔炎となります。
早めに医療機関を受診しましょう。
早期に病院を受診し、処方された抗菌薬を飲むなど、適切な治療をすれば多くは治ります。しかし、放置したり、まれに治療してもなかなか治らず長引いて、慢性化することもあります。通常、1カ月未満で治るものを「急性副鼻腔炎」、3ヶ月以上かかるものを「慢性副鼻腔炎」と呼んでいます。慢性副鼻腔炎になると、鼻の中に「鼻茸(はなたけ)」というポリープができることもあります。
慢性副鼻腔炎の場合は、急性副鼻腔炎のものとは別の抗菌薬を少量ずつ長期間飲むという治療が行なわれますが、それでも治らない場合は、手術になります。全身麻酔で両側の鼻を一緒に手術し、一週間くらい入院するというケースが一般的です。
また、副鼻腔は目や脳の位置にも近いため、ごくまれにではありますが、ものが二重に見える「複視」や視力低下、失明などに至ったり、髄膜炎や、脳の中に膿がたまる「脳膿瘍」などの病気を併発することもあります。首が曲げられない、気分が悪くて食事が取れないといった症状が見られたら、こうした重篤な合併症を起こしているおそれがあります。
そのような事態に陥らないよう、風邪が治らずにドロドロの鼻水が出始めたら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。
最後に
風邪をひいたとき、なかなか治らず、鼻水がだんだん濁ってドロドロになってきたという経験はありませんか? 実はそれは風邪でなく副鼻腔炎かもしれませんよ!
実際自分もなってみて、とにかく鼻と目がずっと痛いです。仕事なんて出来る状態じゃなくなります。
みなさん、絶対ならないように!w
今日は以上。
暑さ、湿気が悪影響!?梅雨と病気の関係
みなさんこんにちは、奈良岡です。
今日も少し早いですが梅雨に向けての体調管理・対策について記事にまとめていきます。
もくじ
この記事を読むメリット
日頃から胃腸の機能が弱く、冷え症であまり食べないけれども、水太りしやすく、汗をよくかき、また肝機能が悪く、いつも疲れやすい人は是非備えをしておいた方がよいと思いますので、この記事を読んで早めの対策をしてみて下さい。
梅雨時期に体調が悪くなる理由
梅雨時期の不調の最も大きな原因は、「自律神経の乱れ」によるものです。自律神経とは、自分の意思とは無関係に働く神経のこと。体が活動しているときに働く「交感神経」と、リラックスしているときや睡眠時に働く「副交感神経」の2つです。自律神経は、血管や内臓の働き、食べ物の消化・吸収、肺呼吸、体温調整や免疫、ホルモンなど、体のあらゆる働きを調整しています。
自律神経とお天気は密接に関係していて、雨の日のように低気圧になると、副交感神経が強く働きます。梅雨時は天候が変わりやすいから、気圧や気温が急激に変化しますので、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなってしまうんです。
梅雨時期に起こる体調不良
主に代表的な3つの症状を解説していきます。
頭痛
頭痛にはいろいろな種類がありますが、低気圧といった気圧の変動を受けやすいのは片頭痛です。脳内では、環境をはじめ、精神的、肉体的なストレスを受けると、セロトニンという神経伝達物質が大量に放出され、脳の血管が収縮して血流が悪くなります。セロトニンが出尽くして代謝されると、今度はその反動で逆に血管が異常に膨らむのです。脳の血管の周りには、三叉(さんさ)神経が張り巡らされているため、血管が異常に膨らむことで三叉神経が圧迫され、その刺激で脳が興奮して片頭痛につながるのです。低気圧は、セロトニンの分泌量を不安定にするため、頭痛を起こしやすいのです
対策
まずは温度・湿度をきちんと管理すること。
雨の日にはできるだけ気圧や気温、そして湿度の変化に影響を受けないよう、冷暖房や除湿器によって室温や湿度をコントロールするとよいです。雨の日の頭痛は気圧の変化が大きな要因となるため、室内の気圧を一定に保ったり、外出を控えめにしたりすることも有効です。
倦怠感
梅雨時期は低気圧の日が続き、自律神経が乱れやすく、身体がだるくなりがちです。気温の急激な変化、高い湿度、日照不足などの複数の天候ストレスに仕事のストレスも加わり、普段よりも自律神経の働きが乱れやすくなるのかもしれません。さらに、血めぐりが悪くなって疲労や肩こりなどの不調があらわれやすくなることも。
対策
いろいろな方法がありますが、おすすめなのは「香り」を効果的に使うこと。アロマオイルを焚いたり、アロマキャンドルを灯したり、ルームスプレーを使ったりしてみて下さい。ミントなどすっきり系の香りもいいけど、自分が好きで心地良くなる香りが一番です。
あとは適度に体を動かすこと。ストレッチやヨガなど、場所を取らないような運動もおすすめ。ペットボトルを使った筋トレやスクワットも、室内でできます。じっとしているよりも、体を動かしたほうが心が落ち着きますし、逆に疲れが取れます。
ぐるぐる回転するような目眩
回転性のめまいは、頭に要らない水分があることによって起きます。雨や湿気の多い環境になると、更に悪化します。それは何故かというと、人間には不感蒸泄といって、気道や皮膚からも水分が蒸散していて、呼吸や会話によっても、身体から水分が蒸発していくのですが、湿度が上がると蒸発しにくくなるため、身体にある水分がうまく逃げていかなくなるからです。
対策
小脳のトレーニング
右利きの人は右手を前にしっかり伸ばし、親指を立てます。左手の人差し指は顎に当て、頭を動かさないようにします。その状態で伸ばした右手を左右に30度づつ動かして、目は右手親指の爪を追いかけます。目を動かすことで小脳を鍛える方法です。目で追いにくい場合は動体視力が低下しており、小脳の機能の衰えが考えられます。
三半規管(耳)のトレーニング
右利きの人は右手を前に伸ばし、親指を立てます。首を左右に30度ずつ振りながら、右手の親指の爪から目を離さないようにします。このトレーニングで目が外れやすい場合は、その方の三半規管の機能が低下している可能性があります。
慣れないうちは1~10まで数えながら、できるようになったら20まで増やして、2つのトレーニングを1セットにして朝と夜に行います。続けていると再発予防やふらつきの予防にも効果があり、セルフケアにおすすめです。
最後に
今年(2019年)は雨が多い年になるそうです。梅雨が長引いて体調不良が続き、体にストレスをためる生活が続くと、また別の病気になる可能性も出てきます。
早めの対処が肝心ですので、みなさん是非やってみて下さい。
梅雨に負けないように!
今日は以上。