CASE6.[コレステロール]50代女性
わたし「こんにちわ。お薬の点検にお伺いしました。よろしいでしょうか?」
「はいどうぞー。」
わたし「お久しぶりです○○さん。今年は風邪は引かれませんでしたか?」
「うんわたしは大丈夫でしたよ。でも子供がインフルにかかって辛そうで可哀想でした。」
わたし「あら大変でしたねぇ。インフルの注射は打たれていましたか?」
「うん、今年は早めに10月頃に打ちましたよぉ。でもやっぱなる人はなるのねぇ。」
わたし「うん今年は注射ハズレ年っても言われてましたもんねぇ。
そしてあの注射は大体打って2週間後から約3ヶ月効果があるって言われていますんで、もう切れてる頃なので今からも注意されていて下さいね。
去年も5月ぐらいまでちょびちょびおられたんで。」
「あらそうなのね。注意しとかなきゃね。」
わたし「ですね。ヨーグルトとか食べたりするのもいいですよ。乳酸菌で免疫アップできますんで。
あと女性の方お通じなんかも気にされてる方多いですんで、尚更おススメですよ。」
「ヨーグルトわたし毎日食べてるけど、なかなかお通じよくならないのよ。
だから病院で便秘薬ももらってるの。あと最近コレステロールの薬も飲む様に言われて飲んでる。」
わたし「あらほんとですか。ぶっちゃけちょっと飲みだすの早いですね。
もう数値は落ち着いているんですか?」
「うん数値はもう基準値以内だけど、お医者さんからもう一生飲まないといけないって言われたんだけどホント?」
わたし「はいお医者さんが言われるなら間違いないですね。
もう一回飲み出した薬は中々やめることって出来ないんで、これからはお薬を増やさない様に食事に気をつけた方がいいですね。○○さんお魚とかって食べられてます?」
「そっかー。うん、まぁ食べてはいるけど主人も子供も肉が好きだからオカズは肉が多いかなぁ。」
わたし「あらそれならこれからはぼちぼち魚中心に切り替えた方がいいですよ。
お肉中心だとコレステロールも上がりやすいっても言われていますしね。
コレステロールが上がることによって、動脈硬化、脳梗塞なんかにもなりやすくなりますんで。もちろんバランスよくですけど、お魚多めでやってみて下さい。」
「うーん、そうね。ちょっと試してはみる。」
わたし「まぁなかなかお魚中心っていきなりは出来ないって思いますんで、奥さんだけはコレよかったら試しに。(試供品を手渡す)」
「これなに?」
わたし「DHA.EPAってテレビとかで聞いた事ないです?元々青魚に多く含まれる成分なんですけど、コレステロールの薬を飲まれている方なんかに今おススメしてるんですよ。」
わたし「これが血液サラサラだったり、善玉コレステロールを増やすって言われてて、それプラス奥さんは痩せてらっしゃいますけど、ダイエットにもいいって言われてるんです。なので、これ今から1日2粒でいいんで毎日飲んでみて下さい。絶対いいですよ。」
「へー、でも高いんでしょ?」
わたし「いやいや1日150円もしないぐらいなんで、そんな高くもないですよ?」
「へー、なら少しだけ試してみようかなぁ。」
少し話の繋がりが上手くなかったですが、飲んで頂く事になりました。
今回のお客様はコレステロールに+でダイエットと言う所に引っかかってこられた感じがしました。
50代のお客様というのは、70代以上のお客様のように詳しく話してあげるのではなく、
サクッと要点というかグッとくるであろう単語をいくつか言ってあげる、長く話さないというのがコツかなと経験上思います。
このぐらいの若いお客様はいる、いらないがハッキリされていて、
時間も短くで済むのでとても効率的です。
今日は以上。