Nara BLOG

病気の知識、対策、予防法等書いています。基本的に難しい内容を噛み砕いてわかりやすく要約した内容になっています。

夏こそしっかり入浴すべき!?シャワーだけはNGですよ。

みなさんこんにちは、奈良岡です。

 

今日は「夏はシャワーでパッとすませている」という方に警告します。

 

 

 

夏こそしっかり入浴して下さい。

 

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眠りが浅くなって疲れがとれないという人は必見の内容になっております。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

「シャワーだけ」のデメリット

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・シャワーだけだと、熟睡出来ない

シャワーによる不眠状態が続くと、寝不足肌が恒常化してしまう恐れがあります。

 

 

汗腺の減少

暑い夏、常に涼しい環境にいることによって汗をかく機会が減り、汗腺自体が減少します。

汗をかきにくくなり、老廃物を溜め込みやすい体質になってしまう恐れがあります。

 

 

・肌に十分保湿出来ない

容赦なく降り注ぐ夏の紫外線や、どこでも過剰なほどにきいている冷房が原因で、お肌は砂漠のような状態になっています。

 

シャワーだけだと毛穴の脂汚れや古い角質などが除去されにくく、化粧水などの浸透も妨げてしまいます

 

 

 

 

夏入浴の絶大な効果!

 

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快眠効果

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上にも書きましたが、夏の不眠こそが、さまざまな体調不良の原因であるといわれています。

鍵を握るのは「自律神経」です。

正常なリズムなら夜に近づくと眠気が訪れ、副交感神経が優位の状態で、自然と深い眠りに入れますが、リズムが崩れ、交感神経が優位だと深い眠りが得られず、疲れがとれない、風邪をひきやすくなるといった不調を引き起こします。

 

眠気は体温の変化と密接に関わりがあり、体温が下がると自然な眠気が訪れます。お風呂で温まり少し体温を上げると、そのあと体温が下がる。この変化によって、心地よい、深い眠りが得られるます。

 

 

 

 

 

エアコンなどによる夏の冷え性対策

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エアコンや、冷たいものの食べすぎなどが原因で起こる夏の冷え性も、入浴により改善する事が出来ます。

冷え症のいちばんの問題は血の巡りの悪さ。お風呂で温まると、血管の内側に一酸化窒素が発生し血管そのものが薄くなります。その結果、血液の通り道が広くなり、流れが改善。また、水圧の効果で心肺機能が高まるため、血流改善には非常に効果的です。

 

 さらに、お風呂で発汗させることは、免疫力アップにも欠かせません。

エアコンのきいた部屋で暮らし、運動不足になりがちな現代人は、汗をかくのが苦手。汗腺の働きが鈍っているため、発汗による体温調節がスムーズにいかない人が多いようです。お風呂に入って体温を上げ、しっかり汗をかくことで、病気に対する免疫力も高まるでしょう。

 

 

 

クーラー病については、合わせてどうぞ。↓

クーラー病(冷房病)と意外と怖い低体温症の話 - Nara BLOG

 

 

 

 

代謝アップ

 

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入浴で汗をかいて代謝のよい毒素をうまく排出できる体に変えることが重要。こうすることで脂肪燃焼がスムーズになり、ダイエット効果が期待できます。

夏は意外にもダイエットに向かない季節です。しっかりと毒素を出して、少しでも代謝アップを心がけましょう。

 

 

 

 

 

体臭防止

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体臭は疲れの元である乳酸が関係しているといわれています。
この乳酸は疲れの元となるだけでなく、体臭の元にもなっています。体内で乳酸が増加すると同時に、アンモニアも増加していきます。アンモニアは肝臓の働きで解毒されますが、肝臓が疲労して解毒力が弱まっていると、解毒できなかったアンモニアが汗に混じって排出されるため、体臭が強くなってしまいます。疲労を原因とした体臭であることから、疲労臭と呼ばれています。

乳酸は血液の循環が良くなると減少していくため、湯船に使って体を温めて血液循環を良くすることにより、乳酸を減らすことができます。乳酸が減ればアンモニアが減りますし、発汗によってアンモニアが体外に排出され、体臭が軽減されます。入浴で乳酸を減少させることは、疲労回復と同時に体臭を防止する効果もあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

夏におススメな入浴法

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ただ単純に体の汚れや汗を洗い流すためだけでなく、疲労や肌荒れの観点から、ぬるま湯でゆっくり全身入浴することが、夏場でもおすすめの入浴法です。

 

まずは、36~38度くらいのぬるめのお湯に、のんびり20分くらい浸かりましょう

血管が広がり全身の血液循環が活発になります。

ゆっくり入浴することでじんわりと汗をかきますので、体内の老廃物や毛穴などの表面上の汚れも綺麗に排出されます。

ぬるめのお湯で、入浴剤やアロマ、キャンドルなどで癒しの時間を作ると、ささくれ立った神経やストレスも解消され、疲労回復にも繋がります。

 

 

 

 

まとめ

 

この記事を読んで、「よ〜し!今日からしっかり入浴するぞ!!」と決めた方に1つだけ言っておきますね。

 

「入浴前後は水分補給を忘れずに!」

 

 

熱めのお風呂に15分入ると、500ミリリットルの汗が出ます。夏場はそれほど暑いお湯に入ることはありませんが、しっかり水分補給することは大事です。入浴前にコップ1杯の水を。さらに、お風呂上がりにもコップ1杯飲んでください。きちんと水分補給をして入浴すれば、汗をたっぷりかいても脱水を予防できるでしょう。

ただでさえ夏は脱水状態になりやすいですので、こまめな水分補給は必ず行うように!

健康になる為にはじめた入浴習慣から、熱中症になったなんて本末転倒ですからね。

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今日は以上。