体調が一目で丸わかり?!見た目でわかるカラダの変化
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は「見た目でわかる健康状態」についてまとめていきます。
自分の体は自分で守っていかなければいけません。
なんの病気でも早期発見・早期治療が1番ですので、
いち早く体の変調に気ずける様にしましょう。
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爪
人間の体の中でも、新陳代謝が活発な爪。爪には病気のサインが現れるといわれます。
スプーン爪
スプーンのように爪の先が反り返って中央がへこんだ状態です。
鉄欠乏性貧血の場合、スプーン爪になることが多く、とくに毎月定期的に月経のある女性は注意が必要です。
白っぽくなる
肝臓の病気の疑いがあります。そのほか、鉄欠乏性貧血も考えられます。
ただし、1~4歳ぐらいの乳幼児の爪は健康でも白っぽく見えることがあり、乳幼児は肝硬変にかかることはほとんどないので、心配はいりません。
暗赤色に変色
冬の寒い時、指先が紫色になることがあります。
このように、爪も紫色になることがありますが、足の爪にだけ認められる時には、糖尿病や閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。
耳たぶのしわ
耳たぶのシワは、30代中盤頃から老化によって出来る場合もありますが、動脈硬化による心疾患の前兆かもしれない場合があります。
耳たぶには毛細血管が多く点在します。動脈硬化で血行が悪くなり、細部に栄養が届きにくくなると耳の脂肪部分が縮んでしわになるらしいです。
耳たぶにしわがある人は、ない人と比べてみると件数で約3倍、心疾患で死亡したというデータもあります。
アキレス腱が太い
アキレス腱が太い人は家族性高コレステロール血症という病気の可能性があります。
家族性高コレステロール血症とは、遺伝的にLDL(悪玉)コレステロール値が高くなりやすい病気で、生活習慣を改善してもその数値はなかなか下がらないといいます。
コレステロールは、血管壁の傷などにたまって動脈硬化を起こす原因になりますが、血管壁以外にもたまりやすい場所がアキレス腱です。
アキレス腱は負荷がかかりやすい場所なので、いつも傷だらけの状態で、もともとコレステロール値の高い家族性高コレステロール血症の人はアキレス腱にできた傷にコレステロールがたまり続け、厚みが増していくといいます。
顔色
白っぽい
顔色が白っぽい方は貧血の可能性があります。
単に色白の人や低血圧傾向の人も青白っぽく見えることがあるので、確実に貧血があるかどうかを診断するには、下まぶたの色あいを確かめる必要があります。それには鏡を見ながらアカンベーをして、他人と比べるとよいでしょう。眼瞼結膜の色がうすいと「貧血」です。
成人になっての貧血は、体内のどこかから出血している可能性が高いです。したがって、胃・十二指腸潰瘍、痔、ガン、女性の場合は子宮筋腫(による経血過多)などの有無を病院で調べてもらった方がよいでしょう。
黄色・黒ずむ
顔色が黄色または黒ずんでいる場合は、肝臓病・腎臓病の可能性があります。
顔だけでなく、全身の皮膚が黄色になるのは黄疸で、肝臓、胆のう、すい臓に何らかの病変(肝炎、肝臓ガン、胆のう炎、胆石、胆のうガン、すい臓ガン)があることを示します。
健康な人でも人参やミカンを食べすぎると、その中に含まれるカロチンが血液中に多くなり、全身の皮膚が黄色くなることがあります。
しかし、この時は、白目は黄色くはなりません(黄疸の時は全身の皮膚が黄色くなる前に白目が黄色くなります)ので、肝臓病、胆のう疾患(胆石、胆のうガン)、すい臓病などとの鑑別のポイントになります。
まとめ
わたしはルート営業をやっていて、定期的にお客様宅にお邪魔させてもらっています。
だいたい3〜6ヶ月ぐらいおきに伺っていくのですが、わかりやすいぐらい見た目に変化がある人も結構いて、
「○○さん、○臓の調子が悪いんではないですか?」
と聞くと、8割以上が当たります。このちょっとした変化からお客様の健康状態を当てるという行為は、お客様からの信頼を簡単に得るチャンスにも繋がりますので、営業マンの方はこれをしっかり覚えて、芸の肥やしにしてみて下さい。
今日は以上。