Nara BLOG

病気の知識、対策、予防法等書いています。基本的に難しい内容を噛み砕いてわかりやすく要約した内容になっています。

連休明けの高血圧に注意!?ガイドライン変更

みなさんこんにちわ、奈良岡です。

 

今日は連休後の高血圧について記事にしていきたいと思います。

 

みなさん、10連休明け、ばりばり血圧上昇してませんか?w

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この記事の信憑性

わたしは、配置薬営業マンとして7年間お客様の健康アドバイザーを務めています。

様々な年齢層の方のお悩みを聞きながら、適切なアドバイスを日々行っておりますので、

ある程度は信頼して頂けるかと思います。

 

 

 

 

そもそも高血圧とは?

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高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。 高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。

 

健康な若い人では120/80mmHg(収縮期血圧拡張期血圧)くらいです。正常血圧と高血圧の間には明らかな境界はありませんが
収縮期血圧が140mmHg以上」か
拡張期血圧が90mmHg以上」の場合を
高血圧としています。どちらか一方が上回っていても高血圧です。

 

 

 

 

 

高血圧の原因

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肥満

肥満になると、酸素消費量の増加に伴う、心拍出量、循環血液量の増加で血圧が上がります。つねに体重をコントロールすることが大事です。

 

 

ストレス

 

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仕事や心配事によるストレスや過労、そして睡眠不足は、血圧を上げる大きな要因です。趣味に熱中したり、スポーツで気持ちのよい汗を流したり、十分な睡眠をとったり…つねに心と体のリフレッシュを心がけましょう。

 

 

喫煙

 

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末梢血管の収縮で血圧が上がります。また、タバコは虚血性心疾患(狭心症心筋梗塞)の危険因子。禁煙をおすすめします。

 

 

塩分の取り過ぎ

 

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循環血液量の増加で血圧が上がります。高血圧の人は1日6g、そうでない人でも10g以内に抑えましょう。

 

 

 

 

 

高血圧への対策

 

 

減塩を心がける

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日食生活の中でも、まず見直したいのが塩分の摂取量です。減塩による降圧効果には個人差がありますが、世界的にみても日本人は塩分をとりすぎている傾向があるので、まず減塩を心がけることが大切です。
日本高血圧学会のガイドラインでは、1日当たりの塩分(食塩)摂取量の目標を「6g未満」と設定していますが、同時に「より少なくすることが理想」ともしています。これは、欧米ではすでに理想的な摂取量を「3.8g」とするガイドラインが示されているためです。
また、最近、高血圧が急増している中国での調査で、「メタボリックシンドロームの人ほど塩分の影響を受けやすい」というデータもみられます。高血圧にくわえ、肥満や高血糖などの症状がある人は、十分な注意が必要です。

 

 

 

ミネラルをしっかり摂取

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血圧を調節する成分に、カリウムマグネシウム、カルシウムなどのミネラルがあります。

 

カリウムには、腎臓から余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。マグネシウムは、その働きを助けます。
カリウムは野菜や果物、海藻類、豆類などに多く含まれています。中でも野菜類や海藻類はカロリーが低く、メタボリックシンドロームの人にもいいので、しっかり食べることが大切です。
また、マグネシウムは、海藻やナッツ類、豆類などに含まれています。野菜サラダに豆やナッツを入れるのもいい方法です。
ただし、血糖値が高い人は果糖の多い果物は控えめに。また腎臓病の場合には、カリウムのとりすぎで悪化することもあるので、医師に相談してください。

 

カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンやプロビタミンDが分泌され、これが心臓や血管を収縮させて血圧が上昇します。高血圧になりやすい人には、カルシウムの吸収や調節の機能がよくない人も多いので、カルシウム不足にならないように心がけることが大切です。
カルシウムの吸収率が高いのは牛乳や小魚類です。日本人の食生活では、カルシウムが不足しがちなので、意識的にきちんととることが大切です。
また、マグネシウムは、カルシウムの吸収を助けるので、ナッツ類や豆類なども一緒にとりましょう。

 

 

 

バランスのよい食事

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食生活全体にいえることは、食べすぎ・飲みすぎを見直し、肥満(内臓脂肪型肥満)を解消することが大切です。減量による効果には個人差がありますが、一般的に体重を4~5kg落とすと、血圧を低下させる効果がみられます。
また、間食や夜食(夜遅く食べる、寝る前に食べる)の習慣も、肥満につながり、血圧を上げる結果になりがちです。特に、夜間は、私たちのからだは消費エネルギーが減り、脂肪を蓄積しやすい状態になるので注意しましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 

高血圧で1番怖いのはなんといっても脳梗塞心筋梗塞です。

 

仕事柄、脳梗塞で半身不随・失語症などになられている方と接する機会が多くありますが、

みなさん本当に大変そうです。

 

絶対にそうならない為に、高血圧の方は本気で向き合う必要があると思います。

 

是非この記事を参考に対策されてみて下さい。

 

 

 

今日は以上。