Nara BLOG

病気の知識、対策、予防法等書いています。基本的に難しい内容を噛み砕いてわかりやすく要約した内容になっています。

GW開けの<五月病>に要注意*対策*

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みなさんこんにちわ、奈良岡です。

 

ついに長かったGWも終わりますね。

 

個人的に、子供の頃の夏休みを思いだすぐらい体感としては長く感じました。

 

さぁさぁ、この鬼の10連休後に最も陥りやすい病気。

そうですよ、5月病ですよ。w

 

 

もう明日の事を思ってなりかけている人多いと思いますんでw

少しでもこの記事で対策を学んでみて下さい。

 

 

ちなみに私は、置き薬の営業マンを7年間経験していて

いろいろな年代のお客様宅を訪問して話を聞き、アドバイスをすると言うことを繰り返してきましたので、

この記事の信憑性はあると思います。

 

 

5月病とは

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5月の連休後に、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。

 

五月病は病院などで使われる正式な病名ではありません。医学的には、適応障害うつ病、パーソナリティー障害、発達障害パニック障害不眠症といった病気などがあります。

 

 

 

5月病の症状

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睡眠障害(夜眠れない、朝起きられない など)
□免疫力の低下(風邪をひきやすくなる)
□頭痛
□食欲不振
□めまい、動悸
□会社へ行きたくなくなる
□イライラする
□焦りや不安を感じる
□何をするにも面倒くさくなる
□周りのことへの興味・関心がなくなる

 

 

 

5月病の原因

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環境が変わると人間は自分でも気付かないうちに肉体的・精神的な疲労を蓄積させてしまうことがあるということです。4月に知らず知らずのうちに抱えていたストレスが、ゴールデンウィークで緊張の糸が切れることで一気に重くのしかかってくる。それにより、五月病の症状が起きてしまうといわれています。

これまでは五月病にかかる人の特徴として「責任感が強い」「几帳面」「完璧主義」「忍耐力が強い」「理想を掲げている」などが挙げられてきましたが、近年ではこれらに当てはまらない人でも発症しているとのこと。環境の変化をストレスに感じる人は非常に多いのです。「自分は関係ない」と思うのではなく、「自分もかかってしまう可能性がある」ということを認識しておいたほうがよさそうですね。

 

 

 

5月病の予防・対策

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体を動かす

運動には、ネガティブな気分を発散させたり、こころと体をリラックスさせ、睡眠リズムを整える作用があります。とくに効果的なのは、体の中に空気をたくさん取り入れながら行う有酸素運動。軽いランニングやサイクリング、ダンスなどがそれです。それでもハードルが高いなと思ったら、近所を散歩したり、緑の多い公園などで、ちょっとアクティブにすごしたりするだけでも効果があります。1日20分を目安に、体がぽかぽかして、汗ばむくらい続けてみましょう。

頑張りすぎると、かえって疲れてしまうので、「ああ、スッキリした!」と思えるくらいの軽さを目標に。1日にたくさんやるより、継続することが大切です。

 

 

 

 
時間、計画の管理

ストレスの原因のひとつは、ひとつの仕事に過度に関わったり、逆に時間を十分にとれなかったりして、仕事への力の配分が適切でないことだ。もしもストレスを感じているのなら、仕事のスケジュールを見直して、時間を合理的に配分すると効果的である場合がある。 

 一度に多くのことを行おうとして、結局どれも達成できないということは珍しくない。その場合は、あなたの力が不足しているからではない。やらなければならないタスクのリストを作成し、ひとつずつこなしていき、完了したタスクにチェックを入れていけば、考えている以上に仕事がはかどる可能性がある。 

 重要な仕事を優先的におこなったり、気の進まない仕事を午前中の早い時間をこなせば、1日の残りの時間のストレスを減らすことができる。気を付けなければならないのは、タスクを多くためこんで過労に陥ることだ。タスクが多過ぎてスケジュールが埋まっている場合に、多くの人はひとつのタスクにかかる時間を過小評価し、非効率に陥りがちだ。

 

 

 

睡眠をしっかりとる

うつ病や5月病は心の病気ではなく、脳内の伝達物質の問題です。
つまり、脳に充分な休息を与えることが、大切であり、うつ病や5月病対策にもなります。
睡眠不足は脳だけでなく、身体やこころの免疫力の低下を引き起こしますので、いつもにない落ち込みや、頭痛・肩こりといった体調不良にもつながります。
睡眠を充分にとり、脳と体にたっぷりと休息を与えましょう。

 

 

 

食事療法

 

上の睡眠のところでも書きましたが、5月病には脳内の伝達物質「セロトニン」が関係しています。

 

セロトニンとは神経伝達物質のことで、精神を安定させる作用を持っています。セロトニンが不足すると気分が落ち込んだり、不眠になるなどして、うつ病等につながるともいわれています。五月病を解消するカギはセロトニンにあり、この脳内物質を分泌しやすくするためにも食事に気を配ることが必要なのです。

 

セロトニンにはアミノ酸、ビタミンB群、炭水化物が必要です。具体的には、良質なタンパク質にたくさん含まれている必須アミノ酸であるトリプトファンや、青魚や鶏肉、またバナナなどに多く含まれるビタミンB6、そして主食となるご飯やパンなどに含まれる炭水化物です

 

トリプトファン:肉や魚、大豆製品、牛乳などの良質なタンパク質をたくさん含むもの
■ビタミンB6:青魚、鶏肉、バナナ、さつまいも、パプリカ、かぼちゃ、アボカド、ナッツなど
■炭水化物:ご飯やパンなどの炭水化物をたくさん含むもの。特に玄米ご飯や雑穀入りご飯、ライ麦パン、全粒粉パンが◎

 

そして、1番重要なのは、しっかりと朝食をとることだそうです。

朝食が脳を覚醒させ、効率よくセロトニンが分泌される土台を作ってくれるそうです。

 

 

 

 

5月病かも?と思ったときは

五月病を患った場合は、まずはかかりつけの医師の診察を受けましょう。肉体的な病気が除外されても不調の原因がわからなかった場合は、五月病のような精神的な病気の可能性があります。「特に悪い所がないので安静にしてください」と言う医師もいますが、症状が2週間以上続くようであれば、精神科や心療内科での診察を検討してください。精神科と心療内科には明確な区別はありませんので、どちらの科を受診しても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではみなさん、明日から仕事頑張っていきましょうね!

 

 

今日は以上。

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