<実録>現場作業員時代の生活・収入
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日はわたしが体験した現場作業員時代のある日の1日と、収入面についてまとめていこうと思います。
結論から言うと、最底辺の生活をしていたと思います。人生の汚点と言ってもいいぐらいの生活でした。この記事を読んで「自分も似たような生活をしているかもしれない…」と少しでも頭によぎった方は、是非今すぐにでも転職をお勧めします。
この記事の信憑性
わたしは現場作業員として、約4年間某造船所内で
塗装工として仕事をしていました。
全て実体験でお話ししていきたいと思っています。
この記事を読んで欲しい人
- 今現在現場作業員として働いている方
- 元現場作業員で、自分も昔はこうだったと懐かみたい方
当時の収入
日当で貰っていて、1日8,000円(時給1,000円)
残業は1時間1,000円でした。
残業の多い月は、250時間ぐらい残業をしていましたので(酷いw)、月25日勤務(休日は日曜のみ)で給料は計算上450,000円のはずですが、健康保険料、厚生年金、旅行積立、その他なぞの税金など引かれ、手取りは30万前後でした。
ある日の1日
5:50〜.起床→先輩の送迎
洗顔、歯磨き等簡単に済ませ6:15には出発。
先輩3人を迎えに行っていました。
先輩3人を迎えに行った後、コンビニに行ってタバコ、朝食を買って現場へ。
7:20〜.現場到着→作業準備
到着後は8時の朝礼が始まるまで基本自由時間なのですが、
先輩のコーヒーを買いにいかされたり(コンビニで買え)、
先輩の肩揉みをさせられたりしていました。
8:00〜12:00.作業
タンクの中に入ってひたすらバキュームという装置で砂回収。
12:00〜13:00.昼休憩
休憩所などはなく、木の陰で地面に座りこんで食事。
持ってきたカップラーメンを毎日先輩に半分食べられる。
13:00〜16:00.作業
AMと同じバキュームで砂回収。今日は定時で上がりたいと思いながら一生懸命仕事。
16:00.社長登場→現場移動を支持される
社長が登場し、17時から別現場に入るよう指示される。
さっさと着替えて車移動。
機嫌の悪い先輩に蹴られたり、殴られたりしながら現場到着。
17:00〜.別現場にて作業開始
ちなみに移動の1時間は無給状態。
またタンクに入ってバキュームで砂回収開始。
20:00.夜食
メロンパンの支給、5分で食べてタバコ吸って
バキューム再開。
22:00.作業終了
クタクタになりながら着替えて帰宅。
帰宅時恒例のコンビニビール。飲酒運転を強要させられる。
酔っ払った先輩に、飲酒運転で運転中にも関わらず蹴られたりしながら
先輩を家に送って帰宅。
こんな生活をしていてもダメですよ
みたいな流れを月〜土まで毎日繰り返していました。
正直毎日疲れ果てていて、思考停止状態だったと思います(会社の狙い通りだったのかも)。
結局4年間働きましたが、給料は1回も上がりませんでしたし、退職金もありませんでした。
そして自分の場合は、厚生年金を2倍払っていたというオマケ付きでしたw。
現場作業員でも、世の中にはいい生活をされている方もいらっしゃると思いますが、自分はこんな経験をしてしまいましたので、
正直もう何があってもこの業界で働く気はありません。
サラリーマンの方が100倍楽なので(偏見)、転職するならこの人手不足のタイミングが1番だと思いますんで、
自分の様な生活を今されている人は、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
今日は以上。