その頭痛大丈夫??頭痛の種類と、死に直結する重大な病気との関係
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
もうすぐ梅雨になりますね。今日はこの時期に頻発する頭痛の種類と、重大な病気との関係についてまとめていきます。
頭痛とは?
頭痛(ずつう)とは、頭部に感じる痛みのうち、表面痛でないもの。様々なタイプの痛みを含んだ幅の広い症状概念である。ありふれた症状である一方、これを主症状とする致命的疾患もあり、他方で原因が特定できないことも多いという、症候学上非常に重要な症状。原因はさまざまといわれるが、基本的には、すべての頭痛の原因は一つとされる。血液中のある物質による炎症反応ともいわれる。
(Wikipediaより引用)
頭痛の種類
頭痛の種類は、主に3種類。専門的には機能性頭痛と呼ばれています。
片頭痛
頭の片側や両側がズキズキガンガン。吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。
月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起こります。脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。
緊張型頭痛
肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。
毎日のようにおこる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはまずありません。
精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。
群発性頭痛
激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐられるような」・「柱に頭をぶつけたくなるような」と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こるのが特徴です。涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。
多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。
頭痛の原因
結論から言うと、種類によって原因は異なります。
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。
「緊張型頭痛」は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。 「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあり、また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。
「群発性頭痛」の原因ははっきりしていませんが、顔の感覚を脳に伝える神経が何らかの原因で誤った情報を受けとり、目の奥にある動脈が炎症を起こし激しい頭痛を引き起こすともいわれています。
命に関わる危ない頭痛
くも膜下出血
脳の動脈のこぶ(動脈瘤)が突然破裂し、脳を覆うくも膜下に血がたまるもので、急に、頭が割れるようなガーンという激痛がおそうのが特徴です。続いて吐き気やおう吐、意識低下などが起こります。40歳代以降に多く、発作の数日~数週間前に、前兆となる経験したことのない軽い頭痛が起きることもあります。
脳出血
多くが高血圧がもとで脳血管が破れて出血し、急に頭痛が起きて短時間で痛みはピークに達します。頭痛は軽くても手足の麻痺や、言葉のもつれ、吐き気やめまいなどを伴います。
脳腫瘍
脳にできた腫瘍が大きくなるにつれて、痛みもだんだんと強くなります。できた部位によっては、手足の麻痺や視力障害などが出ます。
髄膜炎・脳炎
ウイルスや細菌の感染が髄膜に及び、高熱とともにズキンズキンという激しい頭痛が起こります。首の後ろが硬くなるのも特徴です。炎症が脳まで及ぶと脳炎となり、麻痺や意識障害が起きます。この場合は、神経内科を受診します。
慢性硬膜下血腫
頭をぶつけたこと(あるいは軽い衝撃)が原因で、頭骨の下にある硬膜とくも膜の間に徐々に出血し、1~2カ月後に血腫が脳を圧迫して頭痛が起こります。とくにお年寄りに起きやすく、ぼんやりしたり、物忘れや尿失禁なども出たりして痴呆症に間違われることもあります。血腫を取り除く治療をすれば、症状はなくなります。
まとめ
あなたの頭痛はどれに当てはまりましたか?
梅雨時期や初夏など、自律神経の乱れやすい季節は頭痛なんて当たり前!
なんて思って放ったらかしていたら、痛い目にあうかもしれませんよ。
軽い頭痛でも放置せずに、医療機関を受診する事をお勧めします。
今日は以上。