間違えると危険!?飲む前に知っておくべき栄養ドリンクのメリット・デメリット
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は、今からの季節大活躍の栄養ドリンクについてまとめていきます。
栄養ドリンクは大きく分けて3種類
一口に栄養ドリンクと言っても、種類によって得られる効果が異なります。まずはその違いをしっかり把握し、あなたの求める効果に近いものを選んでみましょう。
医薬品
医薬品として効果の認められた成分を配合することができ、薬事法に基づいて作られた栄養ドリンクです。症状の緩和や治療に効果的で、配合されている成分も詳細に表示されています。
薬局と薬店でしか購入できませんが、記載されている症状に作用することが認められていますので、治療目的で飲むのなら医薬品がいいでしょう。ただ生薬などの独特な味が強く、飲みにくいのが難点です。
医薬品よりも効果は弱いものの、こちらも薬事法に基づいた栄養ドリンク。症状に緩やかに作用し、医薬品に比べて独特な風味がないので飲みやすくなっているものがほとんどです。ドラッグストアやスーパーでも販売されており、手ごろな価格で購入できます。
清涼飲料水
清涼飲料水は医薬品や医薬部外品とは違い、薬事法でなく食品衛生法に基づいて作られています。したがって効果や効能の表記はできませんが、コンビニでも購入できるほど手に入れやすいのが特徴。ただ原材料名の表示だけで具体的な配合量が記載されていないことも多く、商品によって当たり外れが激しい点に注意が必要です。
栄養ドリンクはこんな方にオススメ
・疲れている方
・アルコールや薬をよく飲まれる方。
・妊婦、授乳期の方。
・風邪をひかれている方。
・ダイエット中の方。
・スポーツマンや肉体労働など、激しい運動をする方。
・ストレスの多いサラリーマンや受験生。
栄養ドリンクを飲む事により得られるメリット
疲労回復
栄養ドリンクに含まれるビタミンBは、ビタミンの中でも疲労回復にもっとも効果がある成分です。肉体的な疲労の解消、不眠解消、だるさと倦怠感の解消など、疲労回復に高い効果があります。
集中力アップ
栄養ドリンクに含まれるカフェインには、集中力を高めたり、リラックス効果や眠気を抑制する効果があります。
カフェインの効果は約30分後から現れると言われていますので、重要な仕事にシャキッとした顔で臨むためにも、だいたい30分前ぐらいに飲むようにしましょう。
眼精疲労
栄養ドリンクに含まれるタウリンには、目の細胞である角膜を修復する機能があります。角膜は長時間のパソコン作業などで傷つきやすく、目のかすみの原因になります。その結果、眼精疲労につながります。眼精疲労は現代社会では非常に多く見られる疲労の一つなので、タウリンを摂取することで効率的に回復することが大切です。
やる気アップ
栄養ドリンクに含まれるカフェインは、脳を覚醒させる効果があり、一時的に爽快感を感じる事ができます。ただしその効果は一時的なので、根本的な疲労回復に効果があるとは言えないでしょう。
飲む前にチェックしておくべきデメリット
アルコールが入っている
実は、ドリンク剤によっては少量のアルコールを含むものが存在しています。アルコール入りのものは、飲んですぐ元気になりたいという短期的効果を狙うときにはいいかもしれませんが、実は、一種の興奮剤のようなものであるため、効き目が切れるとドっと疲れが押し寄せてくることがあります。
そしてこれは珍しく例ですが、体質によってはアルコールチェックに引っかかってしまう可能性もあります。
糖尿病や肥満の可能性
ドリンク剤には、低血糖からくる脳の働きを活性化させるために糖分がたくさん含まれているものも多く、毎日飲み続けると糖尿病や肥満につながることがあります。
お薬との飲み合わせ
ドリンク剤に含まれるアルコールとカフェインなどの成分が、すでに常用している薬との飲み合わせで障害を起こす危険性も避けられません。
例えば、風邪薬や気管支拡張剤とカフェインを一緒に摂ると、相互作用により、頭痛を引き起こすことがあります。また、睡眠薬や血糖下降剤(糖尿病治療薬)と一緒に飲んでしまうと、睡眠薬の効力が強くなりすぎたり、血糖のコントロールができなくなることもあり得ます。
常用すると、疲れが慢性化する
まず、栄養ドリンクは長期にわたって飲用するものではありません。
栄養ドリンクはあくまで、疲れを一時的にごまかすもの。どうしても徹夜をしなければならないときなど、一時的ながんばりどきに使うことは否定しません。ですが、必ず翌日にそのぶんの“ツケ”がくるので、栄養ドリンクを飲んでがんばった次の日は、しっかり休むようにすべきです。
まとめ
以上が栄養ドリンクのメリット・デメリットです。
結論を言うと、お酒と一緒で「適度に摂取する場合のみいい効果があらわれるもの」と覚えておいて欲しいと言うこと。
せっかくお金を出して飲むんですから、いい結果につながるように
用量を守って適切に摂取しましょう。
今日は以上。