Nara BLOG

病気の知識、対策、予防法等書いています。基本的に難しい内容を噛み砕いてわかりやすく要約した内容になっています。

心臓病ってどんな病気かわかってますか?わかりやすく簡単に説明します

みなさんこんにちは、奈良岡です。

今日は心臓病についてまとめていきます。

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目次

 

 

 

 

 

心臓の基礎知識

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心臓は体全体に血液を送り出すためのポンプです。1分間に約60~80回、1日に10万回以上休むことなく拍動を繰り返して血液を全身に送り出しています。このポンプは握りこぶしくらいの大きさの筋肉でできていて、その重さは通常200~300グラムです。

心臓は4つの部屋からできており、右上の部屋を右心房、右下の部屋を心室、左上の部屋を左心房、左下の部屋を心室とそれぞれよんでいます。

 

 

 

 

 

心臓病の種類

 

虚血性心疾患

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心臓に栄養や酸素を送っている冠動脈が動脈硬化などで狭くなり起こる疾患

 

狭心症…心臓が酸素欠乏に陥る状態。

 

心筋梗塞…血管が詰まり、心臓の一部が壊死して動かなくなる状態。

 

生活習慣病とかかわる重大な病気で、最初の発作で「突然死」することもあります

 

 

 

 

弁膜症

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心臓の中には、血液の流れを一方通行にして逆流を防ぐ弁が4つあります。これらの弁の障害による病気が弁膜症です。

 

狭窄症…弁が硬く開きにくくなる状態。

 

閉鎖不全症…弁が閉じきらずに血液が漏れてしまう状態。

 

多くは小児期にかかるリウマチ熱という病気の合併症で、20歳代で弁の異常が進行し、30~40代になるとそれがはっきり現れるようになります。 弁膜症には、先天性のものや、動脈硬化などの結果生じるものもあります。

 

 

 

 

不整脈

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心臓は規則正しい電気的刺激とその伝導で働いていますが、この刺激が乱れたり断線したりして心臓が不規則に収縮する病気です。無症状のこともありますが、動悸として感じることが多く、時には前触れなく失神することもあります。

 

 

 

 

心不全

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心不全というのは病名ではなく、状態をあらわす言葉です。

すなわち、ポンプとしての心臓の働きが弱り、そのため全身に必要な血液が供給されない状態、あるいは血液の流れが滞る状態のことをいいます。 どのような心臓病であってもポンプ機能が異常になると『心不全』になります。 

 

 

 

 

心臓病の予防

 

禁煙

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喫煙が虚血性心疾患をはじめ循環器病によくないことは、周知の事実だと思います。

たばこの煙には多くの物質が含まれ、特に循環器ではニコチンや一酸化炭素の影響が大きいと言えます。また血管の内皮にも影響し、血管収縮、血液凝固、動脈硬化をもたらします。

さらにたばこを吸うと血圧が上がり脈拍が増えます。たばこの煙は、そばにいる方にも間接的に悪い影響を与えます。

 

 

 

 

ストレスを溜め込まない

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精神的・肉体的ストレスがかかると、血液中のコレステロールが上昇して動脈硬化が進行しやすくなり、また血中の交感神経系ホルモンが増え、血圧が上昇して冠動脈内皮の傷害が生じやすくなり、心筋梗塞症の引き金となります。

ビジネスマンの方なら特に、『焦らず、怒らない、明日できることは今日しない』という精神で、のんびりと着実な生活リズムをつくりましょう。

余談ですが、私が常々部下に言い聞かせている魔法の言葉を教えておきましょう。

 

 

「生きる為に仕事をしているわけで、仕事をする為に生きてるんじゃないですよ。」

 

 

「仕事がうまくいかなくても死なないので大丈夫です。」

 

 

仕事に行き詰まったら、1人で呟いてみて下さい。私は毎日呟いていますよ。w

 

 

 

 

食事

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現代人の朝食抜き、インスタント食品、ファストフードやペット飲料は、今後の平均寿命を縮める源となりそうですね。

そして基本的には和食がいいでしょう。

食物繊維(海草、キノコ、茎野菜)を多くとり、塩分は1日10g以下に抑え、ミネラルの多いバランスの良い食事にしましょう。大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)や牛乳もマストです。

 

 

 

 

適度な運動

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軽い運動が狭心症や心筋梗塞症の予防となります。具体的にはジョギングやウォーキング、水泳など持続的な運動を週3〜4回30分以上、可能なら毎日30分程度するのがおススメです。

腕立て伏せや短距離走などの瞬発力が必要な運動は避けて下さい。また早朝や深夜は、冠動脈が日中より収縮していることが多いので避けて下さい。起床後すぐではなく、1時間後ぐらいが適当でしょう。

 

 

 

 

サプリメントの併用

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わたしがおススメする、心臓病を予防するサプリメントは「コエンザイムQ10」です。

 

<コエンザイムQ10とは?>

もともとは鬱血性心不全など心臓病に使われる薬でした。それが、安全性を評価され2001年に医療品から食品に移行され、サプリメントとして販売されるようになったものです。

心臓病の他にも疲労回復・老化予防・美肌効果などにも効果があると言われています。

 

1日の摂取目標は100mgとされていますが、私たち日本人は普段の食事で5〜10mg程度しかとれていないといわれていて、単純に食事で100mg摂取するということはまず不可能だと思います。

是非サプリメントで摂取する事をオススメします。

 

 

 

 

 

まとめ

 

ちょっと抽象的な内容になってしまったんですが、医療の知識がない方にはわかりやすい内容だったのではないかと思います。

上に書いた様に心臓病にもたくさん種類があるので、詳しく知りたい方はググったらいっぱい出てきますよ。w

 

 

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今日は以上。