Nara BLOG

病気の知識、対策、予防法等書いています。基本的に難しい内容を噛み砕いてわかりやすく要約した内容になっています。

老化の原因は活性酸素だった?!活性酸素

みなさんこんにちわ、奈良岡です。

 

今日は老化と活性酸素の関係についてまとめていきます。

f:id:naratsune:20190614221719j:image

 

 

 

活性酸素とは?

f:id:naratsune:20190614221833j:image

 

私たちが生命活動を営む上で酸素の利用は必須となります。呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常の状態よりも活性化された活性酸素となります。ヒトを含めた哺乳類では、取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられています。活性酸素は、体内の代謝過程において様々な成分と反応し、過剰になると細胞傷害をもたらします。

活性酸素が人体の「老化」に深く関わり、ガンなどの生活習慣病の主な原因となっていることもはっきりとしています。

簡単にいうと活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。

ガンや生活習慣病の9割に関係しているといわれる「活性酸素」。この活性酸素の発生を抑制することが、健康な体づくりには必須といえるでしょう。

 

 

 

活性酸素が発生する原因

 

 

喫煙

f:id:naratsune:20190614221905j:image

タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。血液中に入ると、動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因ともなります。

 

 

アルコールの過剰摂取

f:id:naratsune:20190614221931j:image

 

肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。飲む量の多い人、アルコールに弱い人は、とくに注意が必要です。

 

 

ストレス

f:id:naratsune:20190614222001j:image

 

ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生します。これを繰り返すことで、酸化が促進されます。

 

 

紫外線

f:id:naratsune:20190614222113j:image

紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。

 

 

 

 

活性酸素を溜め込まないためには?

 

 

質の良い睡眠とゆったりとした生活を

f:id:naratsune:20190614222146j:image

 

日常生活において、睡眠をたっぷりとってゆったりペースで生きている人のほうが、1日中せかせかと忙しく働いている人より、活性酸素にさらされるリスクが少ないといわれています。

・残業・夜更かし続きで日々忙しく生活している

疲労をためたままでいる

・常にストレスにさらされている

という人は、体内の活性酸素の発生率が高いといわれていますので、仕事と休息のメリハリが大事だといえますね。

わたし達は仕事をする為に生きているわけではないので、生活<仕事という人は、考え方をまず変えてみてはどうでしょうか?極論ですが、仕事しなくても死ぬ事はないですからね。

 

*正しい睡眠方法はこちら

間違った方法では逆効果⁈週末の正しい寝だめ - Nara BLOG

 

 

 

 

抗酸化作用の高い食べ物をとる

 

f:id:naratsune:20190614222224j:image

活性酸素にさらされ、酸化した体質を改善するには「抗酸化物質」が必要と言われています。難しく聞こえますが、野菜や果物の生きた酵素を摂取していれば、おのずと抗酸化物質は体内にはいり、腸などに溜まった老廃物も掃除して活性酸素ができにくい体にしてくれます。

まずは、抗酸化作用の酵素パワーが特に強い、緑黄色野菜をしっかり食べてましょう。

緑黄色野菜とは、色の濃い野菜のことです。
   トマト、カボチャ、ピーマン、ホウレンソウ、ニンジン、アスパラガス、ブロッコリー、小松菜、チンゲン菜など。豆類ではサヤインゲン、キヌサヤなどです。野菜の値段が高騰しているからそんなに大量には食べれないという方は、青汁や野菜ジュースなどで効率的に摂取するのもアリだと思います。

 

その他にビタミンCやビタミンE、補酵素といわれるコエンザイムQ10アスタキサンチンなどの成分も強い抗酸化作用があるといわれています。

食生活はあまり変えたくないという方は、サプリメントなどで簡単に摂取するのがおススメです

 

 

 

紫外線を避ける

f:id:naratsune:20190614222158j:image

 

紫外線を浴びると皮膚に活性酸素が発生します。

特に、初夏から初秋の強い陽射しの下でたびたび強い紫外線を浴びていると、酸化力の非常に強い活性酸素が大量に発生し、皮膚がんを引き起こす要因にもなるため、注意が必要です。

日傘や帽子、日焼け止めクリームなどを適切に活用し、なるべく皮膚を紫外線にさらさないよう心がけましょう。

紫外線は目に与える影響も大きく、目の痒みや痛み、白内障などに発展するケースもありますので、特に紫外線の強い夏は、ブルーライトカットのサングラスをかけるのがいいと思います。

 

 

 

まとめ

 

今日は活性酸素についてまとめていきました。

1年の中で1番老化がすすみやすいといわれているのが夏ですので、

しっかりと予防して、老化を防ぎましょう!

 

f:id:naratsune:20190614222326j:image

 

 

 

今日は以上。