夏場の下痢でお悩みの方へ。原因は胃腸障害ですよ。
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は夏場の下痢にお悩みの方へ、原因と解消法をまとめていきます。
わたしも毎年この時期は下痢の症状には悩まされているのですが、本当につらいですよね。
これからさらに過酷になる日本の夏を乗り切るためには、元気な胃腸が必須条件ですよ。
夏場に下痢をおこす原因
水分の摂り過ぎ
冷たいジュースやビールを飲みすぎるなどして胃腸が冷やされると、胃腸の血行が悪くなり、消化機能が低下し、下痢になります。また、冷え症によっても同様のことが起こります。
「夏に冷え症なんて、なるわけないじゃん。」と思われるかもしれませんが、そこが落とし穴です。
昔と違い、夏はほぼ24時間エアコンのきいた部屋で過ごされる方が多いですので、体の芯まで冷やてしまい、冷え症になってしまう人が多いんです。
*クーラー病についてもまとめています。
クーラー病(冷房病)と意外と怖い低体温症の話 - Nara BLOG
食中毒
食品や水を経由して感染したものは一般的に「食中毒」と呼ばれます。食中毒の原因となる病原体は、細菌やウイルス、動物や植物がもともと持っている自然毒、寄生虫などさまざま。
とくにこれからの梅雨から夏にかけては、サルモネラやO-157など細菌が原因となる食中毒が多く発生します。
夏バテ
ここ10年の夏の暑さは、本当に異常ですよね。暑さだけならまだしも、ジメジメ&ムシムシとした強い湿気も襲ってくる日本の夏はまさに過酷そのもの。
気温が高すぎると、なにもしていなくても体力を消耗します。暑さによって体力を消耗すると、胃腸での消化・吸収が悪くなって下痢を起こす原因になります。
解消法
お腹に刺激をあたえる飲み物をさける
コーヒーや炭酸飲料、アルコール類は、おなかに刺激を与えるのでなるべく控えましょう。
キンキンに冷えたのが美味しいのはもちろんわかりますが、出来ればなるべく常温のものを摂取するようにしましょう。
善玉菌をとりいれる
乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌を取り入れることも大切です。善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑えて、腸内環境を整える働きがあります。
この善玉菌はヨーグルトなどの乳製品、納豆など発酵食品などから摂取することも可能であり、これらの食物をバランスよく摂取して腸内環境を整えましょう。
また乳酸菌などの生菌製剤は、腸内で乳酸菌を増やし、有害な菌の増殖を抑えます。つまり乱れた腸内環境のバランスを整え、便通を整える整腸作用があるという事です。
ストレスを発散する
これは夏だけに限りませんが、慢性的な下痢の原因となるストレスを軽減しましょう。
・ゆっくり休息する時間をとる
・睡眠をきちんととる
・趣味を見つける
などして、ストレスと上手につき合っていきましょう。
まとめ
少しは役に立ったでしょうか?
最後になりましたが、3週間以上続く下痢の場合は、必ず医師に相談するようにして下さい。
慢性下痢の場合は、他に原因となる疾患のあることが多いです。
医師の診断により下痢の原因疾患を特定し、適切な治療を受けることが最優先になりますので、1つの目安として、3週間とおぼえておいて下さい。
今日は以上。