余裕で猛暑を乗り切るために!夏バテをしっかり理解しましょう。
みなさんこんにちわ、奈良岡です。
今日は「夏バテ」についてまとめていきます。
暑い夏は、身体に無理が生じ、体調を崩しやすい季節です。
生活のリズムを守り、食生活に気をつけ、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
夏バテの症状
夏バテとは、医学的な用語ではありませんが、高温多湿な日本の夏の暑さによる体調不良の総称です。 主な自覚症状としては、
・疲れがとれない
・食欲がなくなる
・よく眠れない
などがあります。 高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。
夏バテになる時期は?
夏バテの症状が起こる期間は、はっきりと定義されていません。基本的に暑くなれば起きるので気温や天候などにより、毎年左右します。
最近では春・秋が短く夏・冬が長くなってきていますので、おおよその目安として4月後半から10月前半までぐらいと思ってもらえればいいと思います。
そして、1度夏バテ状態になると、症状は軽くなることもありますが、なかなか完全には治らないのが特徴です。
夏バテの原因とは?
室内の温度差による自律神経の乱れ
猛暑の屋外から、エアコンで冷えた室内に戻るときなどの急激な温度差は体力を消耗し、夏バテの原因になります。さらに冷房の効きすぎた部屋にいると、そのストレスから自律神経がうまく働かなくなります。加えて、自律神経の変調が胃腸の不調や全身の倦怠感、さらには食欲不振を招き、夏バテを引き起こします。
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高温多湿の環境による発汗の異常
高温多湿の環境が続くと、汗の出口周辺が詰まり、発汗が困難になることがあります。それによって、体温調節がうまくいかなくなります。また、長時間直射日光の下にいると発汗が過剰になり、体の水分が不足気味になり、夏バテを引き起こします。
熱帯夜による睡眠不足
エアコンの室外機や都市部の住宅密集化などが原因で、夜間も温度が下がりにくい現代では、熱帯夜によって寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなって睡眠不足に陥ることがあります。睡眠によって日中の疲労を回復することができず、疲れが溜まってしまい夏バテを引き起こします。
夏バテ予防にオススメの食べ物
香辛料で食欲増進
カレーなどに使われているピリッと辛い香辛料には、胃液の分泌を促し、食欲を増進させる働きがあります。食欲が落ちてしまいがちな時でも無理なく食べることがでるので、暑い夏にピッタリ。辛いものを食べると汗をかくので、その汗が蒸発するときに体熱を奪い、涼しく感じられる効果も期待できます。
酸っぱい物で疲労回復
梅干しや酢に含まれるクエン酸には、疲労物質の乳酸を分解して、速やかに疲労回復する効果あります。さっぱりとした口当たりも夏の食事にピッタリ。炒め物に細かく切った梅干を入れてみたり、ご飯に梅干を入れて炊き込んでもOK。酢を効かせた中華スープなども、暑い夏でもおいしくいただけます。今はジュースのように手軽に飲める黒酢も流行っているのでオススメです。
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暑い地方の食材で暑さ対策
日本で暑い地方といえば沖縄。沖縄でたくさん食べられているのは豚肉です。豚肉は、糖質の代謝を促進するビタミンB1が多く含まれている食材です。ビタミンB1には、気温が上昇するほど消費される量が増える特徴があり、暑い夏には不足しがち。豚肉ならたくさん食べられるので、ビタミンB1の補給にはもってこいです。
夏が旬の食材でしっかり栄養補給
7月~9月が旬のナスは90%以上が水分ですが、体を冷やす効果が高いので、暑い夏にはピッタリです。なすを食べて、ほてった体を冷やしましょう。ナスの揚げびたしやラタトゥイユなら日持ちもするので、時間がある時にまとめて作り置きしてもいいですね。
胃腸に優しい食材を
冷たい飲み物や食べ物は、体を速攻で冷やすには効果的ですが、胃腸には負担になってしまいます。食事の時は、必ず一品は温かいものを食べて、内臓をしっかり温めてあげましょう。おすすめしたいのは、具を多めに入れた味噌汁です。味噌の良質なたんぱく質は、疲れた体の修復に欠かせません。具にワカメや野菜を入れれば、ミネラルやビタミンも上手に摂ることができます。
まとめ
これから本格的に暑くなってきますね。
海にプールにBBQ、花火大会にお祭りなど、楽しみでしょうがない!!というリア充のみなさんは、とりあえずこの記事を読んで、楽しい夏に体調を崩さないようにして下さいね。
今日は以上。